トラック運転手ってきついんでしょ?
トラック運転手、確かに「きつい」仕事もあります。
そして、トラック運転手は「大変そうな」イメージもあります。
一方で「楽勝な」仕事もあります。
トラック運転手は「きつい」仕事の中でも、「やりがい」や運転手やってて良かったと思える瞬間もあります。
そんな瞬間をご紹介していきます。
★トラック運転手の「きつい」と思う瞬間
・給料が安い
・人手不足
★きつい仕事
・手っぱ積み
・長時間の運転
★トラック運転手の「やりがい」
詳しいプロフィールはこちら
動画も参考になります。
トラック運転手の「きつい」と思う瞬間
トラック運転手の「きつい瞬間」①長時間労働なのに給料が安い
トラック運転手はどうしても長時間労働になりがちです。
なぜならお客さんの荷物の出荷の状況に左右されるからです。
長時間労働を加味した労働環境なので、多くの運送会社が基本給を低めに設定し、そこに運行手当などの手当をつけ、残業手当を支給します。
基本給が低めなので、残業が減れば給料は下がります。
安い日本、インフレ、物価高、給料が上がることを切に願います!
トラック運転手の「きつい瞬間」②人手不足!
運送業全体の問題ですが、人手不足でドライバーの数が足りていません!
運送業全体の平均年齢は50歳です。
若い人が入って来ません。
それは運送業に対するイメージがあるのかもしれません!
運転手不足の原因
1.肉体的にキツイ
2.給料が安い
3.長時間労働
4.免許制度の問題
5.単純作業
などがあります。
若い人が入って来ない原因の一つとして免許制度の問題があります。
以前は(平成19年6月1日以前)に普通免許を取得した人は4tトラックが運転出来ましたが、それ以外の人は普通免許では運転出来ません。
運送業でトラックを運転するうえで、最低4t車は運転したいものです。
運送会社によっては、段階的に免許を取得させ、ドライバーを育成してさせていく会社も多くあります。
そこで、より良い運送会社に転職したいのなら、求人サイトの口コミやその業界で働いている人からの情報をもとに仕事探しをした方が良いでしょう!
また、どうしても自分では情報を集めるのに限界があるので、転職エージェントに相談するのもおススメです!
転職エージェントとは?
転職エージェントとは、求職者と企業の間に立って、転職についてサポートしてくれるサービスのことです。
求職者を企業に紹介して採用が決まると、企業から転職エージェントに報酬が支払われる。求職者は無料で転職エージェントに依頼できる。
参考に動画をどうぞ!
トラック運転手の「きつい瞬間」③手っぱ作業
手っぱ作業とは、荷物の手積み、手降ろしのことです。
バラ積み、バラ下ろし、なんて言ったりもします。
荷物は様々な形や重さがあります。
ボルトやナットが入った段ボールを山ほど配達したり、秋にあると、新米の配達や集荷を何百個もやったりと。
これを全部手っぱでするとつらい作業になります。
こういったことが運転手の腰やひじ、ひざを悪くするのです。
トラック運転手の「きつい瞬間」④長時間の運転
トラック運転手の日常は、長時間の運転が欠かせません。
特に長距離運転手の場合、一日に何百キロもの道を走ることがあります。
これによって、運転者は疲れや眠気に悩まされることがあり、ストレスがたまることもあります。
トラック運転手の「きつい瞬間」⑤悪天候
日本は春夏秋冬、四季折々の風景を楽しむことが出来ます。
その反面、熱さや寒さ、雨、霧、雪など、トラックの運転もそれに合わせて運転しなければなりません。
近年ではゲリラ豪雨や台風、豪雪など地球の環境が大きく変わってきています。
トラック運転手の「きつい瞬間」⑥交通渋滞
交通渋滞は、トラック運転手にとって時間の無駄とストレスの源です。
長時間の渋滞に巻き込まれると、納品スケジュールに遅れが生じ、運転手自身の休息時間も削られることがあります。
その結果、渋滞によって気持ちが乱れ、イライラし、交通事故の原因になります。
トラック運転手の「きつい瞬間」⑦孤独感
トラック運転手は、孤独な作業であることが多いです。
長時間一人で運転することにより、家族や友人との時間が制約され、孤独感を感じることがあります。
ただ孤独感と言っても人それぞれですし、一人の方が気楽でいいと思う人もいます。
私なんかは一人の方が気楽で好きです。
音楽を聴いたり、YouTubeを聴いたりして楽しんで仕事をしています。
また、トラックの空間は自分を見つめ直すのにとても良い場所です。
トラック運転手の「きつい瞬間」⑧人との関係が希薄になった
今の現代人はとにかく忙しい、仕事もプライベートも。
仕事では働き方改革で残業時間や勤務時間が管理され、限られた時間で生産性をあげなければならないので、自分のことを優先するあまり他の人を思いやる余裕がなくなりました。
その結果、コミニュケーション不足、相手に対する不信感など、人との関係が希薄になりました。
トラック運転手の「きつい瞬間」⑨人間関係
人間関係はどこの職場でもあると思いますが、運送業で特に気を付けたい人間関係は配車係です。
仕事内容は配車係で決まります。
割のいい仕事、干された仕事、すべて配車係の一存です。
配車係との付き合いかたを学ぶには先輩運転手から学びましょう!
学んでいるうちに「割のいい仕事をもらっている運転手」「割りに合わない仕事をもらっている運転手」が観えてきます。
長くその会社で働きたいなら、配車係との関係を大事にしましょう!
トラック運転手の「やりがい」・運転関係
トラック運転手の「やりがい」は運転に付随してあるものと、人とのふれあいで生じるものがあります。
トラック運転手の「やりがい①」自由なスケジュール
多くのトラック運転手は、自分のスケジュールを管理できる自由さを楽しんでいます。
自分の休息時間や運転スケジュールを調整できるため、自分で仕事をコントロールしていると実感できます。
トラック運転手の「やりがい➁」 新しい場所の探索
トラック運転手は、様々な場所を訪れる機会があります。
新しい景色や地域の探索は、旅行好きにとっては魅力的な側面です。
地元料理や文化に触れることもでき、仕事を楽しむ要因となります。
近年ではサービスエリアやパーキングエリアも充実していますし、道の駅などもご当地の物が揃っていて、仕事の合間に楽しめます。
トラック運転手の「やりがい③」運転の充実感
トラック運転手の仕事は、天候に左右されます。
特に雪がふる地域では配達スケジュールが乱れます。
そんな状況で無事に配達ができてお客さんに「ありがとう!」と言う感謝の気持ちを頂いたときには、充実感でいっぱいになります。
トラック運転手の「やりがい④」責任感と充実感
トラック運転手は、重要な役割を果たしています。
製品や物資の運搬において、適切なルート選択や安全な運転が求められます。
時間指定もあり、その時間に間に合うようにスケジュールを組みます。
そういった状況で荷物をさばき、クレームなく仕事をこなした時にはやり遂げたといった充実感があります。
トラック運転手の「やりがい⑤」人との触れ合い
トラック運転手と人との触れ合いの中で「やりがい」を感じる瞬間は、お客さんとの触れ合いです。
私が宅配の仕事をしていたときのことです。
私が仕事に困っているとき、集荷に伺う取扱店さんが「あの人に頼んでみたら」とアドバスをくれたり、お昼を食べる暇がないことを話すと、トラックの中で食べられるお菓子をくれたりと、思い起こせば、キリがありません。
集荷に伺う取扱店さんには本当にお世話になりました。
配達では、伺ったお客さんが「待っていた品物が来て嬉しい!」と言った声や
夜間配達では、暗い中ありがとう
といった声など、辛いこともありますが「この仕事をやっていて良かったなぁ」と思う瞬間です。
運送会社の仕事には、運転手の他に作業をサポートしてくれる人で成り立っています。
荷物の仕分けをしてくれる人。
トラックを整備してくれる人。
その他、多くの人達のお陰で仕事が出来ています。
どんな仕事でもそうですが、最終的には「人」なんですね!
まとめ
トラック運転手の「きつい」と思う瞬間
●長時間労働なのに給料が安い!
●人が定着せず、人手不足で現役ドライバーにしわ寄せがきている!
●手っぱ作業は腰、ひざ、ひじを痛める可能性がある!
●長時間運転により運転者は疲れや眠気に悩まされることがあり、ストレスがたまることもある!
●気候の変動や悪天候により、トラックの運転もそれに合わせて運転しなければならない!
●渋滞により気持ちが乱れ、イライラし、交通事故の原因となりうる!
●運転や作業が孤独であることが多い!
●現代では人との関係が希薄になったことから、人間関係を大切にしなければならない!
●運送業で特に大事にしなければならないのは配車係との信頼関係!
トラック運転手の「やりがい」
◎自分のスケジュールで仕事を管理できる自由さを楽しんでいる!
◎新しい場所に行く機会が多いので、新鮮な気持ちで仕事が出来る!
◎天候や渋滞に左右されるが、そんな中でも仕事をやり遂げたときの充実感は何とも言えない!
◎時間指定や指定日時に荷物を届ける責任とそれを達成したときの充実感がある!
◎お客さんから感謝の言葉を頂いたとき「やりがい」を感じる!
◎運転手の他、多くの人のサポートによって運送業は成り立っている!
最後まで読んで頂き、ありがとうございます!
トラック運転手の仕事には、きつい瞬間もありますが、やりがいもたくさんあります。
トラック運転手は仕事を通じてさまざまな経験を積み重ね、自身のスキルとキャリアを発展させることが可能なのです。